修理のタイミングかも?エコキュートの下に水たまりができると要注意!

公開日:2025/09/15

修理

「エコキュートの下にいつの間にか水たまりが…」そんな現象に心当たりはありませんか?じつは、故障や不具合のサインかもしれません。放置すると大きなトラブルに発展する可能性もあります。本記事では、エコキュートの下に水たまりができる原因や修理が必要なケースについてくわしく解説します。

エコキュートの水たまりの正体とは

エコキュートを使用していて、ある日突然「給湯器の下に水たまりができている……」といった現象に驚かれた方もいるのではないでしょうか。エコキュートが稼働する仕組みには、「ヒートポンプ」と呼ばれる熱交換装置が使われています。

このヒートポンプは大気中の熱を集めてお湯をつくる際、熱の移動によって冷却が生じます。その過程で空気中の湿気が結露し「ドレン水」として排出されるのです。このドレン水は、エアコンの室外機から水が出るのと同じ原理であり、基本的には正常な動作の一部です。

一般的にはヒートポンプユニットや貯湯ユニットの専用のドレン口からホースを介して地面に排出されます。そのため、エコキュートを使用していて、仮に水たまりができていたとしても、すぐに故障を疑う必要はないということになります。

しかし、すべての水たまりが正常なドレン水とは限りません。実際に「給湯器の下に水たまりがあります。水漏れでは?」との相談を受け、業者が確認したところ貯湯ユニットの配管からの水もれが判明したというケースもあります。

このケースでは設置から15年が経過しており、内部部品の劣化によるひび割れが原因でした。エコキュートの寿命はおおよそ10〜15年。年数が経っていれば修理をしてもほかの箇所がすぐに故障する可能性があり、買い替えも視野に検討すべきでしょう。

排水と漏水の違いを見分けるコツ

エコキュートから出てくる水が、正常な排水か、それとも異常な漏水かを見分けるには、次のような4つのポイントに注目しましょう。

1. 昼過ぎまで排水されていないか

エコキュートはおもに電気料金が安くなる夜間に作動してお湯を沸かし、貯湯タンクに貯めておくシステムです。よって、正常であれば夜間〜早朝にかけてドレン水が排出され、日中に排水が続くことはあまりありません。

もし昼過ぎまで排水が続いているようであれば、それは結露水ではなく、内部で何らかの水漏れが発生している可能性があります

2. ヒートポンプユニットの設置状態が水平か

ヒートポンプ内の配管は水平に保たれていることが前提で設計されています。ユニットが傾いていると水の流れが偏り、本来の排水経路ではない場所から水が漏れる原因になります。目視での確認が難しい場合は、水平器を使って設置状態をチェックしてみましょう。

3. 規定以外の場所から水が出ていないか

ヒートポンプユニットと貯湯ユニットのいずれにも、あらかじめ設けられた排水口があります。これらからホースを通じて排水されていれば問題ありませんが、ユニットの底面や側面など、想定外の箇所から水が出ている場合は、内部の劣化や配管の破損などによる漏水の疑いがあります。

4. 運転停止中でも水が出ているか

エコキュートが沸き上げ運転をしていないにも関わらず、ドレンホースなどから水が排出されている場合、それは故障や不具合による水漏れの可能性が高いです。たとえドレン口からの水であっても、運転停止中であれば正常とはいえません。

エコキュートの排水に関する注意点

水たまり=すぐに故障とは限らないものの、排水に関して以下の3つのポイントを確認しておくと、トラブルの早期発見や予防につながります。

排水の時間帯をチェック

繰り返しになりますが、エコキュートの稼働はおもに夜間です。そのため、夜中から朝にかけて排水されていれば問題ありませんが、日中や夕方にかけて頻繁に排水がある場合は、装置が不要に作動している、あるいは不具合を起こしている可能性もあります。

排水量に注意

ドレン水の量は季節や湿度に左右されますが、一般的には一晩で約10リットル程度です。まったく排水がない、あるいは逆にそれを大きく超える水量が出ている場合は、配管詰まりや漏水のリスクがあると考えてください

排水場所が適切か確認

排水は基本的にドレンホースを通じて行われますが、誤って汚水管や雨水枡に直結するような事態があってはいけません。汚水管からは腐食性ガスが、雨水枡からは逆流が発生し、エコキュートの内部構造を傷める原因になります。安全のためにも、専用の排水経路を確保しましょう。

まとめ

エコキュートの水たまりがすべて故障によるものではないとはいえ、日々のチェックやメンテナンスはとても重要です。定期的に「水抜き」を行い、内部の汚れや経年劣化したパッキンを清掃・交換することで、清潔で安全なお湯を保つことができます。また、設置から10年以上経過している場合は、修理よりも最新型への買い替えを検討するのもひとつの選択肢です。近年のエコキュートは給湯保温効率が大幅に向上しており、年間の電気代を抑える効果も期待できます。なによりも、突然の故障や水もれの心配がなくなり、安心して快適な生活を送ることができます。「なんだか最近、水たまりの量が多い気がする…」と感じたら、それはエコキュートからのSOSかもしれません。早めの点検・対応で、大きなトラブルを未然に防ぎましょう。

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